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過去問演習

CFP®資格審査試験 2024年度第2回
ライフプランニング・リタイアメントプランニング
問題8

〈典型問題〉6つの係数

本問は、リタイアメントに伴うライフプランを6つの係数を用いて検証し、目標金額に対する必要積立額を算出する問題である。

算出手順

リタイア前、リタイア後のそれぞれにおいて、〈条件〉として箇条書きされた項目を順に …とする。

リタイア前 リタイア後
500万円を運用 … 運用後の額をとする
1,600万円を運用 … 運用後の額をとする
③-1 ?万円ずつを積立て運用 … 運用後の額をとする
③-2 を運用 … 運用後の額をとする
80万円ずつを積立て運用 … 運用後の額をとする
120万円ずつ取崩しながら運用 … 運用前の額をとする
⑥-1 運用 … 運用前の額を、運用後の額をとする
⑥-2 から90万円ずつ取崩しながら運用
600万円を目標として運用 … 運用前の額をとする
リタイア時の資金総額をとする
( + + + ) = = ( + + ) が成り立つ

本問では、解答すべき資金額(不明額)がリタイア前に含まれているため、まずリタイア後の資金から計算を始めて、リタイア時の資金総額を算出する。

  • 120万円 × 年金現価係数(10年, 1.0%) =
  • 90万円 × 年金現価係数(20年, 1.0%) =
  • × 現価係数(10年, 1.0%) =
  • 600万円 × 現価係数(5年, 1.0%) =
  • + + =
  • 500万円 × 終価係数(9年, 2.0%) =
  • 1,600万円 × 終価係数(5年, 2.0%) =
  • 80万円 × 年金終価係数(5年, 1.5%) =
  • - ( + + ) =
  • × 現価係数(5年, 1.5%) =
  • × 減債基金係数(4年, 1.5%) =

解説

  = 120万円 × 9.471 = 1136.52万円

  = 90万円 × 18.046 = 1624.14万円

  = × 0.905 = 1469.8467万円

  = 600万円 × 0.951 = 570.6万円

  = + + = 3176.9667万円

  = 500万円 × 1.195 = 597.5万円

  = 1,600万円 × 1.104 = 1766.4万円

  = 80万円 × 5.152 = 412.16万円

  = - ( + + ) = 400.9067万円

  = × 0.928 = 372.0414万円

 ? = × 0.244 = 90.7781016万円

万円未満を切り上げて、積立額は 91万円 となる。

正解 3