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過去問演習

群馬県公立高校学力検査 2025年度
数学
大問1

(41点)

(1) - ( 3 × 4 ) = -12
-12
2a + 5b + a - b = 3a + 4b
3a + 4b
大問1(1)③の解説
大問1(1)③の解答 2√2
(2) 展開公式 ( a - b )2 = a2 - 2ab + b2 を利用する。
( x - 3y )2 = x2 - 6xy + 9y2
x2 - 6xy + 9y2
(3) 1本 a円 のボールペン 5本 の値段は 5a と表せる。
1個 b円 の修正テープ 3個 の値段は 3b と表せる。
よって、その合計が 2000円 であるとき、この関係は 5a + 3b = 2000 と表せる。
5a + 3b = 2000
(4) 多角形の外角の和が360° であることを利用する。
360° - ( 95° + 50° + 105° ) = 110° より、∠x の外角は 110°である。
よって、∠x = 180° - 110° = 70° となる。
∠x = 70°
(5) 関数 y = ax2 のグラフは、a が正のときは x軸 より上にあり(下に凸)、a が負のときは x軸 より下にある(上に凸)。
また、a の絶対値が小さいほど x軸 方向(横)に広がった形になる。
このことより、ア~エのグラフは次のように対応する。
ア … y = x2
イ … y = (1/4)x2
ウ … y = -x2
エ … y = -(1/2)x2
よって、関数 y = -x2 に対応するものは である。
(6) △ABCにおいて、∠A = ∠B = ∠C = 60° のとき、△ABC は正三角形である。
三角形の内角の和は 180° であるから、∠A = 60° のとき ∠B と ∠C の和は 120° となるが、いつでも ∠B = ∠C = 60° になるとは限らない。
和が 120° となり「60° と 60°」ではない組み合わせを、反例としてあげればよい。
「50° と 70°」、「105° と 15°」など、条件を満たしていればなんでもよい。
(例)
∠B = 40°
∠C = 80°
(7) 正誤を判断するために、それぞれの階級の相対度数を計算しておく。
各階級の累積相対度数から、一つ小さい階級までの累積相対度数を引いたものが、その階級の相対度数である。
相対度数は、最小の階級から順に、0.08、0.15、0.33、0.18、0.18、0.08 となる。
(正) 学習時間が60分未満の階級の相対度数の合計は 0.08 + 0.15 = 0.23 であり、2割を超えている。
(誤) 学習時間が90分以上の階級の相対度数の合計は 0.18 + 0.18 + 0.08 = 0.44 であり、半数を超えていない
(誤) 150分以上180分未満の階級の相対度数が 0.08 であるため、この階級に含まれる生徒が存在する。すなわち、学習時間が最も長い生徒は、150分以上180分未満の階級にいる。
(正) 最も大きい相対度数は 0.33 で、60分以上90分未満の階級である。
以上より、正しいと判断できるのものは ア、エ である。
ア、エ
(8) A、B、Cからの距離が等しい点は、この3点を通る円の中心である。
円の中心は弦の垂直二等分線上にあるから、線分ABの垂直二等分線と線分BCの垂直二等分線を作図し、その交点がどの部分にあるかを確かめればよい。
大問1(8)の解説
図のとおり、交点は の部分にある。
(9) Aの袋から取り出すカードは5通り、Bの袋から取り出すカードは4通りであるから、取り出すカードの組み合わせは、5 × 4 = 20 より、全部で20通りある。
Aの袋から取り出したカードの数の方が大きくなる場合を、樹形図などを使って漏れのないように数えあげる。
Aの袋から「2」のカードを取り出したとき、Bの袋から取り出したカードがそれより小さくなるのは「1」の場合である。
Aの袋から「3」のカードを取り出したとき、Bの袋から取り出したカードがそれより小さくなるのは「1」の場合である。
Aの袋から「5」のカードを取り出したとき、Bの袋から取り出したカードがそれより小さくなるのは「1」「4」の場合である。
Aの袋から「6」のカードを取り出したとき、Bの袋から取り出したカードがそれより小さくなるのは「1」「4」の場合である。
Aの袋から「8」のカードを取り出したとき、Bの袋から取り出したカードがそれより小さくなるのは「1」「4」「7」の場合である。
以上より、条件にあてはまる組み合わせは、( A , B ) = ( 2 , 1 ) , ( 3 , 1 ) , ( 5 , 1 ) , ( 5 , 4 ) , ( 6 , 1 ) , ( 6 , 4 ) , ( 8 , 1 ) , ( 8 , 4 ) , ( 8 , 7 ) の 9通り であるから、確率は (9/20) となる。
大問1(1)③の解答 9/20

※小問ごとの配点は不明

最終編集: 2025-06-16