(ア) | (ⅰ)(a) | 空欄の直前の「弧BDに対する円周角は等しいから」より導くことのできることを答える。 弧BD に対する円周角は ∠BAD と ∠BCD であるから、∠BAD = ∠BCD となる。 |
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4 | 2点 | |||
(ⅰ)(b) | 空欄の直前の「弧CGに対する円周角は等しいから」より導くことのできることを答える。 弧CG に対する円周角は ∠CAG と ∠CDG であるから、∠CAG = ∠CDG となる。 |
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3 | 2点 | |||
(ⅱ) | 【正三角形をみつける】 (ⅰ)の結果より、∠CAE(∠CAB) = ∠GAD 。 等しい円周角に対する弧は等しいから、弧BD = 弧DG 、つまり BD = DG 。 よって DG = 4 であり、CF = DF より FB = 2 である。 △FBG と △FCD はともに正三角形となるから、CD = 6 、∠CDF(∠CDG) = 60°、CD∥BG となる。 【1 : 2 : √3 を利用】 線分AG と 線分CD の交点を I とする。 ∠AGB は半円の弧に対する円周角であるから 90°。 CD∥BG より、同位角・錯角は等しいので ∠AIC = ∠DIG = 90°。 △DIG は3つの内角が 90°、60°、30°となるから、DG = 4 と 1 : 2 : √3 の比を使って、ID = 2、IG = 2√3 となる。また、IC = 6 - 2 = 4である。 △AIC ∽ △DIG が成り立つ(2組の角がそれぞれ等しい)から、△AIC は3つの内角が 90°、60°、30°となる。IC = 4 と 1 : 2 : √3 の比を使って、IA = (4/3)√3 となる。 【△ADHの面積】 △IDH ≡ △GBH が成り立つ(1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい)ので、IH = (1/2)IG = √3。 よって、AH = AI + IH = (7√3)/3 。 AH を底辺、ID を高さとみて、△ADH = (1/2) × (7√3)/3 × 2 = (7√3)/3 。 |
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あ 7 い 3 う 3 |
6点 | |||
(イ) | 生徒の発言と箱ひげ図をもとに、Aさん、Bさん、Cさんが跳んだ回数を推定する。 箱ひげ図を読み取るにあたって、学年ごとに参加人数が異なるため、まず、順位と四分位数との関係を確認しておく。 【順位と四分位数】 3年生の参加人数は100人である。上位グループには50人が含まれるので、25位と26位の記録の平均が第3四分位数となる。 2年生の参加人数は110人である。上位グループには55人が含まれるので、28位の記録が第3四分位数となる。 1年生の参加人数は120人である。上位グループには60人が含まれるので、30位と31位の記録の平均が第3四分位数となる。 【Aさんの発言】 1回目の発言より、Aさんは学年で21位なので、跳んだ回数は3年生の第3四分位数(99回)以上とわかる。 2回目の発言より、同じ回数の生徒は他にいなかったため、跳んだ回数は99回より多い。 【Bさんの発言】 Bさんは学年で28位であるため、2年生の第3四分位数と一致する。跳んだ回数は95回である。 【Cさんの発言】 Cさんの回数は100回を超えている。 【回数の少ない生徒の推定】 3人のうち、Bさんだけが100回に達していないので、回数が最も少ないのはBさんである。 【回数の多い生徒の推定】 Cさんの2回目の発言より、Cさんより多く跳んだ生徒は全学年で48人いる。 Cさんは学年で5位であるから、その48人のうちの4人は1年生である。 また、Bさんの2回目の発言より、2年生のうち96回を飛んで23位となった生徒が5人いることになるから、2年生のうちでCさんより多く跳んだ生徒は、多くとも22人である。 したがって、3年生のうちでCさんより多く跳んだ生徒は、48 - ( 4 + 22 ) = 22 より、少なくとも22人いることがわかる。そして、Aさんは学年で21位であるから、そのうちに含まれる。 よって、Aさんの回数はCさんの回数より多い。 【回数が多い順】 以上より、跳んだ回数が多い順に左から並べると、Aさん、Cさん、Bさんとなる。 |
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2 | 5点 | |||
(ウ) | 色画用紙の縦の長さを x cm とすると、横の長さは 2x cm と表せる。色画用紙の面積は 2x2〔cm2〕 と表せる。![]() テープを貼った部分の面積を、図のようにア~オに切り分けて求める。 これを色画用紙の面積から引いて、テープを貼っていない部分の面積を求めるための方程式をつくる。 ア … 底辺が 4cm 、高さが 3cm の三角形であり、面積は 6〔cm2〕である。 イ … 底辺が 4cm 、高さが ( x - 8 ) cm の平行四辺形であり、面積は 4x - 32〔cm2〕である。 ウ … 底辺が 4cm 、高さが x cm の平行四辺形であり、面積は 4x〔cm2〕である。 エ … 底辺が 4cm 、高さが ( x - 7 ) cm の平行四辺形であり、面積は 4x - 28〔cm2〕である。 オ … 底辺が 4cm 、高さが 3cm の三角形であり、面積は 6〔cm2〕である。 したがって、テープを貼っていない部分の面積は、 2x2 - ( 6 + 4x - 32 + 4x + 4x - 28 + 6 ) = 2x2 - 12x + 48(i) となる。 2x2 - 12x + 48 = 480 を解いて、 ( x + 12 ) ( x - 18 ) = 0 より、x = -12, 18 。 x = -12 は問題に合わないので、x = 18 。 長方形の縦の長さは 18cm であるから、横の長さは 36〔cm〕(ⅱ) である。 |
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(ⅰ) 4 (ⅱ) 3 |
5点 | |||
(エ) | △AED において、三角形の内角の和より ∠EAD=63°。 台形ABFEにおいて、四角形の内角の和より ∠ABF = 360° - ( 90° + 90° + 63° + 90° ) = 27°。 △ABG ≡ △ADG が成り立つ(2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい)から、∠ADG = 27°。 △ADGにおいて、内角と外角の関係(三角形の外角は、それと隣り合わない2つの内角の和に等しい)より、∠CGD = 45° + 27° = 72°。 |
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え 7 お 2 |
5点 |
最終編集: 2025-04-12