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過去問演習

神奈川県公立高校学力検査 2024年度
数学
問4

(15点)

(ア) 直線① の式に 点A の x座標 を代入して、A(-6, 6) とわかる。
点A は 曲線③ 上の点でもあるから、x = -6 、y = 6 を y = ax2 に代入して、a = (1/6) となる。
2 4点
(イ) 【点B・点C・点D・点E・点F】
 線分AB は x軸 に平行であるから、点B の y座標 は 6 である。これを 曲線③ の式に代入して、B(6, 6) とわかる。
 点C の y座標 は 6 であるから、直線② の式に y = 6 を代入して、x = -2 。したがって、C(-2, 6) とわかる。
 線分AD が y軸 に平行であるから、点D の x座標 は -6 となり、D(-6, 0) である。
 点E は 線分AD の中点となるので、E(-6, 3) である。
 線分COについて、xの増加量 は 2 、yの増加量 は -6 である。CO : OF = 2 : 1 より、線分OF について xの増加量は 1 、yの増加量 は -3 となるから、F(1, -3) とわかる。
【直線EF】
 点E、点Fの座標より、直線EFの傾きは m = (-3-3) ÷ (1+6) = -(6/7)(ⅰ) である。
 y = -(6/7)x + n に 点E または 点F の座標を代入して、n = -(15/7)(ⅱ) である。
(ⅰ) 5
(ⅱ) 3
5点
(ウ) 【△CEFの面積】
大問4(ウ)の解説図1
 図のように、AFを対角線とする長方形を作って考える。
 長方形全体の面積は 9 × 7 = 63 であるから、周囲の三つの三角形の面積を引いて、△CEF = (45/2) となる。
【△COGの面積】
大問4(ウ)の解説図2
 点G を通り 直線OC に平行な直線を引き、x軸 との交点を G´ とする。
 このとき、△COG = △COG´ である(等積変形)。
 OG´ = k とすると、OG´ を底辺とみて、△COG´ = 3k と表せる。
【点Gのx座標】
 △CEF : △COG = 3 : 2 より、(45/2) : 3k = 3 : 2 を解いて k = 5 、G´(5, 0) である。
 直線GG´の傾きは直線OCと同じで -3 であるから、傾きと点G´の座標より、
 直線GG´ : y = -3x + 15 。また、直線DB : y = (1/2)x + 3 。
 これらを連立して解くと、交点Gの座標は( 24/7 , 33/7 )となる。
 したがって、点G の x座標 は 24/7 である。
2
4
7
6点

最終編集: 2025-03-07