独学サポート

過去問演習

神奈川県公立高校学力検査 2024年度
数学
問5

(10点)

(ア) 「4」のカード1枚だけが残るためには、「4」以外の5枚のカードが取り除かれていなければならない。
【操作2】では必ずカードが1枚だけ取り除かれることに着目すると、【操作1】では、4枚のカードが取り除かれなければならないことになる。
1から6のうち、約数を4個もつ数は6だけであるから、a の値として条件を満たすのは a = 6 の1通り
a = 6 のとき、「1」「2」「3」「6」のカードが取り除かれ「4」「5」のカードが残る。
ここから【操作2】で「5」が取り除かれ「4」だけが残る場合は、b = 1、2、3、5、6 の5通り
したがって、「4」のカードだけが残る場合は、1 × 5 = 5通りとなる。
2つのさいころの目の出方は 6 × 6 = 36通りであるから、求める確率は、5/36 となる。
5
3
6
5点
(イ) すべての場合を数えあげて調べる。
a = 1 のとき、【操作1】で「1」が取り除かれ「2」「3」「4」「5」「6」が残る。【操作2】で「6」が取り除かれずに残るのは、b = 2、3、4、5 の4通りである。
a = 2 のとき、【操作1】で「1」「2」が取り除かれ「3」「4」「5」「6」が残る。【操作2】で「6」が取り除かれずに残るのは、b = 3、4、5 の3通りである。
a = 3 のとき、【操作1】で「1」「3」が取り除かれ「2」「4」「5」「6」が残る。【操作2】で「6」が取り除かれずに残るのは、b = 2、4、5 の3通りである。
a = 4 のとき、【操作1】で「1」「2」「4」が取り除かれ「3」「5」「6」が残る。【操作2】で「6」が取り除かれずに残るのは、b = 3、5 の2通りである。
a = 5 のとき、【操作1】で「1」「5」が取り除かれ「2」「3」「4」「6」が残る。【操作2】で「6」が取り除かれずに残るのは、b = 2、3、4 の3通りである。
a = 6 のとき、【操作1】で「1」「2」「3」「6」が取り除かれる。bの値にかかわらず「6」は残らない。
以上より、残ったカードに「6」が含まれる場合は 4 + 3 + 3 + 2 + 3 = 15通りであるから、求める確率は、(15/36) = 5/12 となる。
5
1
2
5点

最終編集: 2025-03-08