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過去問演習

神奈川県公立高校学力検査 2025年度
数学
問6

(10点)

(ア) 【面EFDと面BCA】
 面EFD と 面BCA は合同である。
 △EFD は EF = ED = 13 の二等辺三角形であるから、頂点E から 辺FD に垂線を下ろして FD との交点を M とすると、FM = DM = 5 となる。
 △EFM に三平方の定理を適用して EM = 12 であるから、△EFD = (1/2) × 10 × 12 = 60〔cm2となる。
【面EDABと面EFCB】
 面EDAB と 面EFCB は合同である。
 長方形EDAB = 18 × 13 = 234〔cm2となる。
【面DFCA】
 長方形DFCA = 18 × 10 = 180〔cm2となる。
【三角柱の表面積】
 以上より、三角柱の表面積は、60 × 2 + 234 × 2 + 180 = 768〔cm2である。
5 4点
(イ) BG : GE = 8 : 1 より、GE = (1/9)BE = 2 。点H は 辺BE の中点であるから、BH = HE = 9 、HG = 7 となる。
【考え方】
 線分GIは、面HFDを底面とした三角錐G-HFDの高さに相当する。三角錐G-HFD の体積と底面積を求めてから、体積の公式にあてはめて GI の長さを求める。
【三角錐G-HFDの体積】
 面EFD を底面とし 点H を頂点とする 三角錐H-EFD の体積から、面EFD を底面とし 点G を頂点とする 三角錐G-EFD の体積を引くことにより求める。
 (ア)より、△EFD = 60 であるから、H-EFD = (1/3) × 60 × 9 = 180〔cm3〕となる。また、G-EFD = (1/3) × 60 × 2 = 40〔cm3〕である。
 したがって、G-HFD = 180 - 40 = 140〔cm3となる。
【三角錐G-HFDの底面積】
 △DEHにおいて DE = 13、EH = 9、∠DEH = 90°より、三平方の定理を適用して DH = 5√10 。△HFD は HF = HD の二等辺三角形となるから、FD を底辺とみたときの高さは、三平方の定理を利用して 15 となる。
 したがって、△HFD = (1/2) × 10 × 15 = 75〔cm2である。
【線分GIの長さ】
 GI = h とすると、三角錐G-HFD の体積について、(1/3) × 75 × h = 140 が成り立つ。
 これを解いて、h = (28/5)〔cm〕となる。
2
8
5
6点

最終編集: 2025-04-30