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過去問演習

埼玉県公立高校学力検査 2024年度
社会
大問1

世界地理(14点)

問1 三大洋は太平洋・大西洋・インド洋。このうち、ポルトガルが面しているのは大西洋である。
大西洋 3点
問2 カードⅠ 「アルパカの毛でつくった衣服」や「高地の寒さと強い日差し」から、アンデス地方の説明である。
カードⅡ 「植民地時代」や「輸出用のカカオの生産」から、アフリカ大陸西部のギニア湾岸地域の説明である。
A… 南アメリカ大陸のペルー付近。カードⅠに対応する。
B… 南アメリカ大陸のブラジル付近。
C… アフリカ大陸西部のコートジボワールやガーナ付近。カードⅡに対応する。
D… アフリカ大陸のエジプト付近。
以上より、適切な組み合わせは、 カードⅠ-A、カードⅡ-C となる。
3点
問3 グラフ1によると、韓国とベトナムに工場をもつ日本企業は、2010年と2020年のいずれにおいても韓国よりベトナムの方が多くなっているが、ベトナムでは増加の程度も大きい。その理由を、表の①と②から読み取って答える。
韓国の月額賃金は日本と大きく違わないが、ベトナムの月額賃金はめだって低い。
総人口に締める15~49歳の人口の割合は、どちらの国も日本より高いが、ベトナムの方が韓国よりやや高い。
(例)ベトナムは韓国より賃金が安く、15~49歳の人口の割合が高いから。 5点
問4 グラフを正確に読み取りながら、ア~オを一つずつ検討する。
(誤) 1990年の1人あたりのGDPが2万ドルを超えているのは、アメリカ、スイス、日本の3か国である。
(正) 2020年の1人あたりのGDPは、アメリカ合衆国が約6.3万ドルで、日本の約4.0万ドルよりも高い。
(正) 2020年の1人あたりのGDPは、スイスが約8.8万ドルで、ポルトガルの約2.2万ドルの3倍以上である。
(誤) 日本の1人あたりのGDPは、1990年は約2.5万ドルで、2020年の約4.0万ドルの2分の1以上である。
(誤) 1990年と2020年の1人あたりGDPの差が最も大きいのは、スイスである。
以上より、正しいものは イ、ウ となる。
イ、ウ 3点