問1 | ア(誤)「ピクトグラムはパリオリンピックで初めて作られた。」(会話[1]第7~9発言に反する) 「パリオリンピックで初めて」が誤り。ピクトグラムは毎回のオリンピックごとに作られるとあり、2020東京オリンピックでも作られている。 イ(正)「生徒たちは、自分たちの選んだ話題で発表をしようとしている。」(会話[1]第1発言) ウ(誤)「東京は、2020年のパリオリンピックのときと似たようなピクトグラムを作った。」(会話[1]第9発言に反する) パリのときとは異なると Jiro が言っている。 エ(誤)「生徒たちは、オリンピックのためのピクトグラムのコンテストに参加しようとしている。」(記述なし) ピクトグラムのコンテストが行われるという記述はない。 |
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イ | 3点 | |||
問2 | 「~しなければならなかった」は had to + 動詞の原形 で表す。「~について考える」は think of ~。 | |||
(例) So, Tokyo had to think of another way to communicate with everyone. | 4点 | |||
問3 | 【前後の発言】 Kento :それ以前は壁に掲示がありましたが、それらの大部分は日本語で書かれていたので、多くの外国人訪問客にとって何が書いてあるのかを理解するのは困難でした。だから、ピクトグラムは[ ]。 making の使い方を軸にして文を組み立てる。make + O + C で「OをCにする」となり、「情報をより簡単にする」の形が作れる。 easy to + 動詞の原形 で「~しやすい」であり、to の直前には「for + 不定詞の主語」を挿入することができる。 useful の直後に「for + 動名詞」を続けると「~するのに役立つ」となる。 完成した文の意味は、「だから、ピクトグラムは、外国人訪問客が情報をより理解しやすくするのに役立ちました。」となる。 |
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So, pictograms were useful for making the information easier for foreign visitors to understand. | 4点 | |||
問4 | 次の Mandy の発言で、「このピクトグラム」の意味が説明されている。 Mandy :はい、それを学校で見たことがあります。それは火事や地震のときに建物から出るのに使われるドアを示しています。(会話[4]第2発言) よって、「非常口」を表すピクトグラムが適切である。 |
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ア | 3点 | |||
問5 | 【質問】 ウェブサイト上のテキストを読むことが、しばしば難しいのはなぜですか。 Kento の発言中に、答えに該当する箇所がある。「ウェブサイト上の限られたスペースのなかの多すぎる情報のせいで、テキストを読むことはしばしば困難です。」(会話[4]第5発言) ここでは、Why ~ ? に答えるため接続詞の because を使い、その後に主語+動詞のそろった文が続くように there is を補う。information が数えられない名詞であり、単数扱いとなることにも注意。 「限られたスペースに多すぎる情報が存在するからです。」のような答えになる。 |
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(例) Because there is too much information in a limited space. | 4点 | |||
問6 | (1) | 生徒たちの話し合いのなかで、[ ]。 ア(誤)「Mandy は、“レストラン”を表すピクトグラムを見せた。」(会話[3]第2発言に反する) レストランのピクトグラムを見せているのは Kento である。 イ(誤)「外国語が、人々が必要とする情報を見つける手助けになった、と Kento は言った。」(会話[3]第4発言に反する) 問3で完成した文のとおり、情報を得る手助けとなったのはピクトグラムである。 ウ(正)「それぞれのオリンピックのために、異なるデザインのピクトグラムが作られていると Jiro は言った。」(会話[1]第7発言) 「毎回のオリンピックごとに新しいピクトグラムが作られる」と言っている。 エ(誤)「日本のデザイナーたちが国際基準になろうとしたことを生徒たちは学んだ。」(会話[3]第6発言、会話[4]第3発言を参照) 会話[3]では「より簡素なピクトグラムを作ろうとした」とあり、会話[4]では「1987年に国際基準になった」とある。「国際基準になろうとした」とは言っていない。 |
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ウ | 3点 | |||
(2) | 話し合いによると、Kento は[ ]と説明した。 ア(誤)「パリオリンピックのためのピクトグラムは、2020東京オリンピックのためのものに基づいて作られた」(会話[1]第7~10発言に反する) オリンピックのたびごとに新しいピクトグラムが作られ、東京のものはパリのものと異なって簡素だと言っている。 イ(正)「日本のデザイナーによって作られたピクトグラムは、1964年の東京オリンピックの後で世界中に広まった。」(会話[3]第6発言) Kento の発言の最後に、「日本のデザイナーによって何年も前に作られた簡素なピクトグラムは、今でも世界中で使われています。」とある。 ウ(誤)「ピクトグラムは、英語を使えない日本の人々のために1964年に作られた。」(会話[2]第3発言に反する) 世界中から来る外国人訪問客に意思を伝えるためにピクトグラムが作られたとされている。 エ(誤)「ピクトグラムは、ウェブサイト上の語数を増やすために作られた。」(会話[4]第5発言に反する) 「そういうわけで、ピクトグラムは、ウェブサイト上でテキストの代わりに使われます。」とある。ウェブサイト上の語数を減らすために作られたのである。 |
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イ | 3点 | |||
問7 | 【空欄の前後の会話】 Mandy :私たちのクラスメイトがクイズを楽しんでくれたらいいなと思います。私たちの発表のために、[ ]はありますか。 Kento :うーん、いま台本を書いているんだ。私の英語をチェックしてもらえるかな。 Mandy が Kento に手伝いを申し出ている状況を読み取る。「なにか、私ができることはありますか」などとなるように空欄を埋める。 |
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(例) Is there anything I can do for our presentation? | 4点 |