(1) | 点P を通り 直線m に接する円の接点を Q とし、円の半径を r とすると、OP = OQ = r であるから、OP + OQ = 2r より、r = (1/2)( OP + OQ ) である。 したがって、OP + OQ が最も小さくなるとき、半径 r は最も小さくなる。これは線分 P , O , Q が一直線上にある場合である。 このとき、円の中心 O は 線分PQ の中点である。 点P を通る 直線m の垂線を作図し、直線m と交わる点と点P との中点を 点O とする。 |
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5点 | ||
(2) | △ABC において、二等辺三角形の性質より、AB = AC 、∠ABC = ∠ACB(2つの底角は等しい)である。 仮定より DE ∥ BC なので、平行線の錯角より、∠BAD = ∠ABC 、∠CAE = ∠ACB となる。すなわち ∠BAD = ∠CAE である。 以上より、直角三角形の合同条件「斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しい」を導く。 |
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(説明)(例) △ABD と △ACE において、 仮定から AB = AC …① ∠ABC = ∠ACB …② ∠ADB = ∠AEC = 90° …③ DE∥BC から、平行線の錯角は等しいので ∠BAD = ∠ABC …④ ∠CAE = ∠ACB …⑤ ③、④、⑤から、 ∠BAD = ∠CAE …⑥ ①、③、⑥から、直角三角形で、斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しいので、 △ABD ≡ △ACE |
6点 |
最終編集: 2025-06-21