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過去問演習

埼玉県公立高校学力検査 2026年度
数学(学校選択)
大問3

(14点)

(1) 【空欄ア】
 Aさんのグラフは、20 ≤ x ≤ 30 の範囲で水平(y = 1200 で一定)になっている。これは、中学校から 1200m の地点で休憩していたため、移動しなかったことを表している。休憩していた時間は、30 - 20 = 10 より、10(ア) 分間である。
【空欄イ】
 Bさんが図書館から中学校に向かって 10分 で 1800m 進んだことは、Bさんのグラフの傾きが -180 であることにより示されている。Bさんが進んだことを表す直線の式を求めるには、この直線の切片(y軸との交点のy座標)を調べればよい。
 y = -180x + b として、直線が通る点の座標 ( x , y ) = ( 30 , 3000 ) を代入すると、b = 8400 となる。したがってBさんの式は、y = -180x + 8400(イ) である。
10
8400
4点
(2) AさんとBさんのグラフは、30 ≤ x ≤ 60 の範囲で交わっていることが読み取れる。
そこで、x ≥ 30 におけるAさんの直線の式を求め、Bさんの直線の式と連立することにより、交点の座標を求めればよい。
【Aさんの直線の式】
 x ≥ 30 におけるAさんは 30分 で 1800m 進んでいるので、直線の傾きは 60 である。
 y = 60x + b に、直線が通る点の座標 ( x , y ) = ( 30 , 1200 ) を代入すると、b = -600 となる。
 したがって x ≥ 30 におけるAさんの式は、y = 60x - 600 …① である。
【交点の座標】
 (1)で求めたBさんの直線の式と①を連立して解くと、x = (75/2)、y = 1650 となる。
以上より、AさんとBさんがすれちがったのは、中学校からの道のりが 1650m の地点である。(なお、その時刻は9時37分30秒である。)
(説明)(例)
 x ≥ 30 における、Aさんの直線の式は
  y = 60x - 600 …①
 Bさんの直線の式は
  y = -180x + 8400 …②
 ①、②から、x = (75/2)、y = 1650

(答え)(中学校からの道のりが) 1650 mの地点
5点
(3) Bさんが忘れ物に気づいてからの時刻と位置を順にたどっていく。
【Bさんが中学校に到着した時刻】
 Bさんの直線の式に y = 0 を代入して求める。x = (140/3) より、9時(140/3)分(9時46分40秒)である。
【Bさんが中学校から出発した時刻】
 到着から5分後に引き返しているから、(140/3) + 5 = (155/3) より、9時(155/3)分(9時51分40秒)である。
【図書館に到着するまでの時間】
 10時に図書館に到着しているから、60 - (155/3) = (25/3) より、図書館に到着するまでに (25/3)分(8分20秒)かかっている。
【図書館へ向かって進んだときの速さ】
 3000m を (25/3)分 で進んでいるから、その速さは、 3000 ÷ (25/3) = 360 より、分速360m である。
分速 360 m 4点

最終編集: 2026-05-03