(1) | 最後のページ番号より、冊子は全部で180ページあることがわかる。冊子をつくるために使った紙には、それぞれ4つのページ番号がついているので、使った紙の枚数は 180 ÷ 4 = 45枚 となる。 | ||
---|---|---|---|
45 枚 | 3点 | ||
(2) | 1枚目、2枚目、3枚目……の紙について、最も小さいページ番号と最も大きいページ番号にどのような規則性が成り立っているかを見つける。![]() 表にあるように、最も小さいページ番号は、順に 1 , 3 , 5 , … となり、n枚目の紙のときには 2n - 1 となることがわかる。したがって、6枚目の紙についている最も小さいページ番号は 2 × 6 - 1 = 11(ア) である。 最も大きいページ番号は、順に 180 , 178 , 176 , … となり、最も小さいページ番号との和がいつでも 181 になることがわかる。したがって、最も小さいページ番号が 71 である紙についている最も大きいページ番号は、 181 - 71 = 110(イ) である。 |
||
ア 11 イ 110 | 4点 | ||
(3) | ある1枚の紙には、最も小さいページ番号の1つ後のページ番号もついている。また、最も大きいページ番号の1つ前のページ番号もついている。最も小さいページ番号を x とすると、その1つ後のページ番号は x + 1 となり、最も大きいページ番号は 181 - x であるから、その1つ前のページ番号は 180 - x と表せる。 これらを使って「最も小さいページ番号と最も大きいページ番号の積に10を加えると、残り2つのページ番号の積に等しくなる」ことを方程式に表す。 |
||
(説明)(例) 最も小さいページ番号を x とすると、1枚の紙の両面についている4つのページ番号はそれぞれ、 x 、 x+1 、 180-x 、 181-x と表すことができる。 x ( 181 - x ) + 10 = ( x + 1 )( 180 - x ) -x2 + 181x + 10 = -x2 + 179x + 180 2x = 170 x = 85 答え x = 85 |
6点 |
最終編集: 2025-06-19