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過去問演習

東京都公立高校学力検査 2025年度
数学(後期・二次)
大問3

(15点)

問1 b の値は、a = -4 のとき最大値 8 、a = 0 のとき最小値 0 をとる。
したがって、b のとる値の範囲は 0 ≤ b ≤ 8 となる。
5点
問2 点P の x座標 が 2 のとき、y座標 は 2 となる。A( -6 , 18 ), P( 2 , 2 ) の2点を通る直線の式を求める。
直線の傾きは ( 2 - 18 ) ÷ ( 2 - (-6) ) = -2 である。
y = -2x + b に 点A または 点P の座標を代入して、b = 6 。
よって、2点 A, P を通る直線の式は y = -2x + 6 となる。
5点
問3 A( -6 , 18 ) より、AB = 6 、AC = 18 である。
点P の x座標 を t とすると、P( t , (1/2)t2 ) と表せる。
【△ACPの面積】
 AC を底辺とみると、高さは 6 + t であるから、
 △ACP = (1/2) × 18 × ( 6 + t ) = 9t + 54 … ①
【△APBの面積】
 AB を底辺とみると、高さは 18 - (1/2)t2 であるから、
 △APB = (1/2) × 6 × ( 18 - (1/2)t2 ) = -(3/2)t2 + 54 … ②
【点Pのx座標】
 「△ACP の面積が、△APB の面積の6倍となる」ことから、① = 6 × ② が成り立つので、
 9t + 54 = 6 ( -(3/2)t2 + 54 ) 。これを解いて、
 t2 + t - 30 = 0
 ( t - 5 ) ( t + 6 ) = 0
 t = 5 , -6
 t > 0であるから、t = 5
 したがって、点P の x座標 は 5 である。
5 5点

最終編集: 2025-12-02