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過去問演習

東京都公立高校学力検査 2025年度
数学(後期・二次)
大問5

(10点)

問1 【四角錐の高さ】
 頂点A から 面BCDE に垂線を引き、面BCDE と交わる点を M とする。
 点M は 対角線BD の中点となり、BD = 8√2 より BM = 4√2 である。
 △ABM に三平方の定理を用いて、AM = 4√2 となる。△ABM は直角二等辺三角形である。
【線分DPの長さ】
 点P が 頂点B を出発してから 4秒後 のとき、PB = 4 。
 点P から 直線BD に垂線を引き、BD と交わる点を N とする。
 △PBN ∽ △ABM が成り立つ(相似比 1 : 2 )から、PN = BN = 2√2 。
 ND = BD - BN = 6√2 である。
 △PND に三平方の定理を用いて、DP = 4√5 となる。
4
5
5点
問2 【考え方】
 △BCQ を底面とする三角錐とみて体積を求める。
【△BCQの面積】
 △BCQ の 辺BC( = 8 )を底辺とみると、高さは 辺CD に等しい( = 8 )から、
 △BCQ = (1/2) × 8 × 8 = 32
【頂点Pまでの高さ】
 点P が 頂点B を出発してから 13秒後 のとき、AP = 5 、PD = 3 。
 (1)と同様に、A、P からの垂線が 直線BD と交わる点をそれぞれ M 、N とする。
 △PND ∽ △AMD(相似比 3 : 8 )より、PN = (3/8)AM = (3√2)/2
【立体P-BCQの体積】
 求める体積は、
 V = (1/3) × 32 × (3√2)/2 = 16√2
1
6
2
5点

最終編集: 2025-12-02