問1 | ①(正)凝縮(気体→液体の状態変化) ②(誤)ろ過(混合物の分離) ③(誤)酸化(化学変化) ④(誤)pHの変化(化学変化) ⑤(誤)形状の変化(固体→固体であり状態変化ではない) ⑥(正)昇華(固体→気体の状態変化) |
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1-2 ① ⑥ 全答 順不同 |
3点 | |||
問2 | 半減期がn回経過すると、137Csは( 1/2 )nになる。 ( 1/2 )3 = 1/8、( 1/2 )4 = 1/16であるから、137Csが 1/10 になるのは、半減期が3回経過してから4回経過するまでの間である。 |
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3 ③ | 3点 | |||
問3 | ①(誤)「電気をよく通す」はカルシウムに当てはまる。ケイ素(半導体)にはやや当てはまり、ヨウ素には当てはまらない。 ②(誤)「共有結合をもつ」はカルシウムに当てはまらず、ケイ素とヨウ素に当てはまる。 ③(誤)「常温の水とは容易に反応しない」はカルシウムに当てはまらず、ケイ素とヨウ素に当てはまる。 ④(正)「常温・常圧で固体である」はカルシウム、ケイ素、ヨウ素のすべてに当てはまる。 |
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4 ④ | 3点 | |||
問4 | ①(正)電子親和力が大きいと陰イオンになりやすい。第2周期ではフッ素、第3周期では塩素が最も大きい。 ②(正)イオン化エネルギーが小さいと陽イオンになりやすい。第2周期ではリチウム、第3周期ではナトリウムが最も小さい。 ③(正)価電子は、希ガスを除く典型元素では族番号の1の位に一致する。炭素、ケイ素の価電子はいずれも4個。 ④(誤)第2周期13族のホウ素は非金属元素、第3周期13族のアルミニウムは金属元素である。 |
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5 ④ | 3点 | |||
問5 | a | NaOH水溶液Aに含まれるOH-の物質量は、1価 × 1.0mol/L × 50.0mL = 50 × 10-3mol。 これをすべて中和するのに十分な H+ が塩酸中になければ、モル濃度を正しく求めることはできない。 ① 1価 × 0.70mol/L × 60mL = 42 × 10-3mol( < 50 × 10-3mol) ② 1価 × 1.0mol/L × 60mL = 60 × 10-3mol ③ 1価 × 1.2mol/L × 50mL = 60 × 10-3mol ④ 1価 × 1.4mol/L × 50mL = 70 × 10-3mol |
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6 ① | 3点 | |||
b | 反応式 … NaOH + HCl → NaCl + H2O 生成したNaClの物質量は 3.04g ÷ 58.5g/1mol = ( 3.04/58.5 ) mol 反応式の係数比より、水溶液A 50.0mL 中のNaOHの物質量も ( 3.04/58.5 ) mol 水溶液Aのモル濃度は ( 3.04/58.5 )mol ÷ 50mL = 1.039… mol/L よって、有効数字3桁で1.04mol/Lとなる。 |
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7 ⑤ | 3点 | |||
問6 | 塩酸は強酸であるから、弱酸の塩に加えると弱酸が遊離する。 … (1) 水酸化ナトリウムは強塩基であるから、弱塩基の塩に加えると弱塩基が遊離する。 … (2) 反応 (1) と (2) が起こるかどうかを、それぞれの塩について検討する。 ①(誤)硫酸アンモニウムは強酸 + 弱塩基の塩。強酸を加えても反応せず、強塩基を加えるとアンモニアが生成する。 ②(正)酢酸アンモニウムは弱酸 + 弱塩基の塩。強酸を加えると酢酸が生成し、強塩基を加えるとアンモニアが生成する。 ③(誤)酢酸ナトリウムは弱酸 + 強塩基の塩。強酸を加えると酢酸が生成し、強塩基を加えても反応しない。 ④(誤)炭酸ナトリウムは弱酸 + 強塩基の塩。強酸を加えると二酸化炭素が生成し、強塩基を加えても反応しない。 ⑤(誤)塩化カリウムは強酸 + 強塩基の塩。強酸を加えても反応せず、強塩基を加えても反応しない。 強酸を加えたときに発生した刺激臭のある物質は酢酸、水酸化ナトリウムを加えたときに発生した刺激臭のある物質はアンモニアと考えられる。したがって塩Aは酢酸アンモニウムである。 |
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8 ② | 3点 | |||
問7 | ①(関与している)電気分解は酸化還元反応である。 ②(関与している)燃焼は酸化還元反応である。 ③(関与していない)溶解は酸化還元反応とは関係がない。 ④(関与している)電池は酸化還元反応を利用している。 |
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9 ③ | 3点 | |||
問8 | ①(誤)銅は希塩酸や希硫酸には溶けないが、希硝酸や熱濃硫酸には溶ける。 ②(誤)亜鉛を希塩酸に溶かすと、水素が発生する。 ③(誤)銅は亜鉛よりイオン化傾向が小さいため、何も起こらない。 ④(正)Cu + Cl2 → CuCl2 |
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10 ④ | 3点 | |||
問9 | 放置前と放置後のビタミンCを、物質量にそろえて比較する。 【放置前】 1.76g × 1mol/176g = 10.0 × 10-3mol … (1) 【放置後】 9.0 × 10-2mol/L × 100mL = 9.0 × 10-3mol … (2) 【変化したビタミンC】 (1) - (2) = 1.0 × 10-3mol … (3) 【変化した割合】 (3) ÷ (1) = 0.10 = 10% |
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9 ⑤ | 3点 |