問1 | 「すべての講演者が同意していることはどれか」 どの講演者も同意した点として、第2段落に三つの内容が挙げられている。電気を動力とすること、救急サービスの改善、検証と制御の必要性、の三点である。 ①(誤)「空を飛ぶ乗り物は安全なものとして広く受け入れられている」 安全のために検証と制御が必要だと全員が認めている(第2段落6-7行)ので、まだ受け入れられているとは言えない。 ②(正)「空を飛ぶ乗り物は緊急事態への対応を向上させるだろう」 講演者たちの同意内容の二つ目(空を飛ぶ救急車の導入など)に相当する(第2段落3-4行)。 ③(誤)「現代の輸送の問題は解決が難しい」 「現代の輸送の問題と解決」は討論会全体の主題として挙げられている(第1段落2-3行)が、討論会の全体を通して空を飛ぶ乗り物に対する講演者の態度は肯定的であり、解決が難しいとはされていない。 ④(誤)「排出物ゼロの技術は空を飛ぶ乗り物には応用できない」 排出物ゼロの技術の利用が増えることで大気汚染が減少することが、講演者たちの同意する内容の一つ目である(第2段落2-3行)。 |
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4 ② | 3点 | ||
問2 | 「空を飛ぶ乗り物は」 ①(誤)「大都市よりもむしろ小さな町で使われるだろう」 いくつかの大都市の中心部では空飛ぶタクシーの検証も始まっていると本文にある(第3段落3-4行)。空を飛ぶ乗り物の実用化は大都市から先に進むと考えられる。 ②(誤)「病院付近の交通渋滞の数を増加させるだろう」 渋滞の激しい大都市では空を飛ぶ救急車の方が早いという記述がある(第2段落4行)が、空を飛ぶ乗り物が大都市の渋滞を増加させるわけではない。 ③(誤)「環境問題の解決を妨げるだろう」 排出物ゼロの技術により大気汚染が減少するとされており(第2段落2-3行)、むしろ環境問題の解決に貢献すると考えられる。 ④(正)「適切な評価と規制を必要とするだろう」 空中での交通事故を避けるために検証と制御が必要だという講演者たちの主張(第2段落6-7行)に一致する。 |
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5 ④ | 3点 | ||
問3 | 「ある講演者の意見として」 ①(誤)「空を飛ぶタクシーのセンターは地方に置かれるだろう」 そのような趣旨の発言はみられない。 ②(誤)「空を飛ぶタクシーの技術はすでに検証されてきた」 検証と制御が必要だと講演者全員が認めており(第2段落6-7行)、すでに検証されてきたとの意見はみられない。 ③(誤)「空を飛ぶタクシーはすでに普及している」 空を飛ぶタクシーがこれから世界中に広がるかどうかについて、三人の講演者の間で意見が分かれている(第3段落4-8行)が、すでに普及しているとは言われていない。 ④(正)「空を飛ぶタクシーは費用がかかりすぎて運用に堪えない」 空を飛ぶタクシーの普及に関する議論のなかで、三人目の講演者が同趣旨の発言をしている(第3段落7-8行)。 |
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6 ④ | 3点 | ||
問4 | 「ブログで言及されていることはどれか」 ①(誤)「空を飛ぶ救急車の費用」 空を飛ぶ救急車の利点(第2段落3-4行)と、空を飛ぶタクシーの費用(第3段落7-8行)については記述があるが、空を飛ぶ救急車の費用については書かれていない。 ②(誤)「太陽光を用いた空中輸送」 太陽光については何も書かれていない。 ③(誤)「空を飛ぶタクシーの駐車場」 駐車場については何も書かれていない。 ④(正)「空を飛ぶタクシーのサービスを導入する都市の試み」 いくつかの主要都市の中心部で空を飛ぶタクシーの検証がされていることが書かれている(第3段落3-4行)。 |
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7 ④ | 3点 |