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過去問演習

大学入学共通テスト 2025年度 本試験
英語(リーディング)
第5問

問1 ボランティアプログラムにあたっての、全般的な不安は何か。
(正)「イベントを組織する経験が欠けていること」
(誤)「発表スキルについての心配」
(誤)「将来の雇用の可能性」
(誤)「英語のメールを書く能力」
イベントの進行予定について確認すべき細目を列挙しながら、メールの中ほどに、This is my first time being on a committee like this, and I am rather anxious, ...(こういう委員会に参加するのは初めてなので、かなり不安になっています)という記述がある。したがって、正解はである。それ以外については特に記述がない。
18 3点
問2 タイトルが未定だったプレゼンテーション2とプレゼンテーション4について、Ryan教授はスケジュール表の記載を更新して返信している(返信4段落)。タイトルそのものは返信中に書かれていないが、講演者のプロフィールと、午前・午後それぞれのテーマから、適切なものを特定する。
午前のテーマは「地域の伝統の変革」であり、会社で変革を起こした地元の事業家が講演者となる。テーマに沿ったプレゼンテーションとしては、⑥「伝統的なビジネスモデルの刷新」が適切である。
午後のテーマは「地域の伝統の保存」であり、地元産マッシュルームを用いたレシピを導入したシェフが講演者となる。テーマに沿ったプレゼンテーションとしては、④「地域の食べ物の利点の再発見」が適切である。
「私たちの町の英雄の記念像の建立」 英雄の記念像についての記述はない。
地域のボランティアへの対応」 地域のボランティアについての記述はない。
文化交流イベントの組織」 文化交流イベントについての記述はない。
「地域の食べ物の利点の再発見」
村の教会の修復」 村の教会についての記述はない。
「伝統的なビジネスモデルの刷新」
19 2点
20 2点
問3 往信メールで確認を求めた細目と、それに対するRyan教授の返答から、再検討を要する項目を判断する。
(正)「会議への登録」
 登録はイベントの7日前に締め切ることになっていたが(往信の要確認箇条書き項目2)、それでは準備期間が短すぎるとRyan教授は返答している(返信3段落5-6文)。
(誤)「会場としてのメインホール」
 会議はメインホールで行われることになっており(往信の要確認箇条書き項目3)、メインホールは十分な収容能力があり前回の開催時も問題なかったとRyan教授は応答している(返信3段落2-3文)。
(誤)「市長のスピーチのタイトル」
 市長の閉会の言葉のタイトルについて往信で問い合わせており(往信の未決定箇条書き項目2)、Ryan教授は市長から受け取ったタイトル「われらの町、われらの未来」を返信中に記している(返信4段落6文)。
(誤)「開会時間と閉会時間」
 9:45 a.m.~4:45 p.m.というスケジュールが決められており(往信の要確認箇条書き項目1)、それで問題ないとRyan教授は答えている(返信3段落1文)。
よって、再検討を要する項目は①「会議への登録」である。
21 3点
問4 Ryan教授が示した座席配置を表す図として適切なものを選択する。座席配置については返信の第5段落に説明がある。
司会者のための小さい机が中央に置かれる(返信5段落2文)。その両側に一つずつ、長いテーブルが、わずかに内側を向くように置かれる(返信5段落3-4文)。
このような配置を適切に表した図はである。
22 3点
問5 Ryan教授に対してメールを再返信する際、そこに含められているべき情報を選択する。
A(不要)「会議の会場を借りる費用」
 会場となるメインホールについては、大学のスタッフとして無料で確保できるとRyan教授は述べている(返信3段落4文)。
B(要)「食べ物を出せる近場のレストラン」
 昼食時の歓迎会のためにカフェテリアを使えるかという問い合わせ(往信の未決定箇条書き項目1)に対して、Ryan教授は、週末はカフェテリアの店員が働いていないので再考を要すると応じている(返信4段落7文)。
C(要)「利用可能なボランティアの名前」
 会議を手伝うことのできるボランティアのリストを、なるべく早く送る(I'll send you the list as soon as possible.)と往信中で告げている。
D(不要)「必要な駐車許可の台数」
 大学の駐車場が会議のために解放されるので、参加者は許可なしにそこを使用できるとRyan教授が述べている(返信3段落8文)。
以上より、さらに打ち合わせが必要な項目は、④BとCである。
23 3点

最終編集: 2025-01-26