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過去問演習

CFP®資格審査試験 2023年度第1回
ライフプランニング・リタイアメントプランニング
問題7

目標金額に対する積立額

〈典型問題〉6つの係数

本問は、リタイアメントに伴うライフプランを6つの係数を用いて検証し、目標金額に対する必要積立て額を算出する問題である。

算出手順

〈条件〉として箇条書きされた項目を順に …とし、リタイア前とリタイア後に分けて整理する。

リタイア前 リタイア後
500万円を運用 … 運用後の額をとする
②-1 ?万円ずつを積立て運用 … 運用後の額をとする
②-2 を運用 … 運用後の額をとする
退職金1,000万円を受け取る
60万円ずつ取崩しながら運用 … 運用前の額をとする
400万円を目標として運用 … 運用前の額をとする
リタイア時の資金総額をとする
( + + 1,000万円 ) = = ( + ) が成り立つ

本問では、解答すべき資金額(不明額)がリタイア前に含まれているため、まずリタイア後の資金から計算を始めて、リタイア時の資金総額を算出する。

  • 60万円 × 年金現価係数(30年, 1.0%) =
  • 400万円 × 現価係数(5年, 1.0%) =
  • + =
  • 500万円 × 終価係数(12年, 1.5%) =
  • - ( + 1,000万円 ) =
  • × 現価係数(5年, 2.0%) =
  • × 減債基金係数(7年, 1.0%) =

解説

  = 60万円 × 25.808 = 1548.48万円

  = 400万円 × 0.951 = 380.4万円

  = + = 1928.88万円

  = 500万円 × 1.196 = 598万円

  = - ( + 1,000万円 ) = 330.88万円

  = × 0.906 = 299.77728 → 四捨五入して、299.7773万円

  = × 0.139 = 41.6690447万円

万円未満を切り上げて、積立て額は 42万円 となる。

正解 1