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過去問演習

CFP®資格審査試験 2024年度第2回
不動産運用設計
問題12

本問は、古家付きで売買された土地について、買主負担で建物を解体する条件が付されている場合に、建物解体費相当額を考慮して、更地としての土地価格を求める問題である。
本問の答を正しく求められていることが、次問(問題13)に解答するための前提となる。

解説

取引価格は、買主負担となる建物解体費相当額の分だけ低い金額になっている。
〈設例〉の情報にしたがい、取引価格に建物解体費相当額を加算して更地価格を計算する。

〔1〕取引価格

取引価格は 25,500千円 である。

〔2〕建物解体費

建物解体費の単価は 15,000円/m2 であり、古家の延べ面積は 100m2 である。
したがって、建物解体費は 1.5千円/m2 × 100m2 = 150千円 となる。

〔3〕更地価格

更地価格は、 25,500千円 + 150千円 = 27,000千円 となる。

正解 3